古代はロマン
紀元前約2500年ほどに建てられたエジプトのピラミッド、様々な分野で比喩される あの三角形の建造物ですが、子供の頃に世界の七不思議として驚愕の眼差しで見ていた あの頃とはまた違う視点から見ている自分に気がつきました。
現存するピラミッドの数は百を越えるようですが、最も有名なのはギザにあるクフ王のピラミッドですね、三つ並んでるのの右側です
あれだけのものを造り上げたのですから、十分な経済的な活力も人力もあった繁栄期だったろうと思われます。
それを証明するかのようにピラミッドの周辺にはいくつもの都市が形成され、たくさんの人達が暮らしていたようです、まさに国をあげての大公共事業。
また最近まで有力説だった奴隷制による強制労働は存在しなかったのでは?という説も聞かれるようになりました、理由は住居跡などから医療に使われた器具や大量の食器類が出土し、それはその当時の人々の人や生命に対する考えを反映しているのでは?とも
また、これが証拠になるかはわかりませんが、国王の失脚により統治が他の国の手に渡っていた時代には、ピラミッドも都市も造られず、文化的な発展が小さいとの声もあるようです。
子供の頃は、その大きさや塔の高さに目を奪われて、そのまわりにあるものが見えてなかったのだなと。
今も世界のあちこちで古代遺跡の発掘は続けられております、これからどんな発見が我々を驚かせてくれるのか楽しみです。