sunny saki's diary

すべての激務労働者に捧げるブログ

ころがる石

 

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24日に世界的ロックバンドであるローリングストーンズのドラマー、チャーリーワッツさんが亡くなられました 享年80歳。

私が知っているリアルストーンズは、ある意味で全盛期を終え自らローリングストーンズショーを世界で今も繰り広げる現役のR&Rバンド、というスタンスでした。

もちろん彼らの音楽に夢中になり当時の最新盤からデビュー盤までを聞き漁り、音楽だけでなくライフスタイルそのものに影響をうけたものです

世代的には私よりずいぶんと上になりますが決して彼らの創りだす音楽は時代錯誤の古いものではなく、その時その時の時代を反映させながら自分達のスタイルを維持し続けてきた驚くべきものです。

今回のことで初めて知ったのですが、当時23歳の彼はストーンズに加入するまでは広告代理店に勤めるデザイナーで、すでに結婚していて家庭をもっていたそうです、その傍ら趣味のジャズをクラブで演奏していたそうです

エピソードでは、家族や家を離れてのツアーを好まなかったとも聞きましたが、そういう部分も彼が 人々から愛される存在であったことが伺えます。

バンドにとってドラマーというのは、ある意味、代わりの効かない存在なので、もしかするとローリングストーンズという劇場の幕はここで下りることになるかもしれません

しかし、Jaggar & Richards は健在です、彼らはこれまで幾多の困難を乗り越え、その名のとおり転がり続けてきました、そして今回も彼らはこの危機的状況の中でさえ転がり続けようとするように思えます。

それは天国のチャーリーも、私も、彼らのことが大好きな世界中のみんなも望んでいる、そんな気がします。