sunny saki's diary

すべての激務労働者に捧げるブログ

健康・介護

人生のゴールデンタイム

こんにちは。私は週に1回 高齢者のお宅を訪問して安否を確認するというボランティアをしています。 今回は、その中の1人である若菜(仮)さんからの力強いメッセージをお伝えしたいと思います 彼は78歳、すでに終活を終え市内の賃貸アパートで悠々自適のシン…

お手伝いしましょうか(続5)

私用で市役所に来たついでに福祉課に立ち寄ってみます。話を聞いてくれたのは課の女性の方、資料を見ながら介護支援制度についての説明を聞きます。 内容はだいたい把握できたものの、リストにある高齢者施設には、こちらから連絡をしてケアマネージャーを通…

シグナル

夜勤明けの朝、知人のおじさんを乗せて市内にある大学病院に向かいます、数年前に治療した癌が再発し入院するためです。高齢のため今回は手術はせずに投薬での治療となりました。 おじさんは母親の知人で、幼少の私を我が子のように可愛がってくれ、内緒で高…

お手伝いしましょうか(続4)

おかしい、いつものK子さんとは違う。何かあったんだろうか?今ならば それが何なのか、察しがつくかもしれませんが、その時は正直どういうことなのかわからなかったのです。 もちろん自分の回りにも高齢者はいますが、とても元気で行動的な人ばかりだったの…

お手伝いしましょうか(続3)

およそ半年後、久しぶりにK子さんを訪ねます。私の勤めている会社は食品の製造・卸業なので、稀に過剰製造が発生し、行き場のない商品は従業員のお土産となります。 この日は土用の丑の日で豪華な゛鰻重”が慰労もかねてお持ち帰りとなりました。K子さんを訪…

お手伝いしましょうか(続2)

(続)…妹夫婦は新婚さんといわれる期間を経て、その場所から旦那さんの実家に引っ越すことになりました。それまで家族ぐるみでのお付き合いをしていたK子さんともお別れです 妹夫婦の間には新しい家族として女の子が誕生 しておりました。 互いの部屋を我が家…

通院

私があの椅子に座る時、それは覚悟を決めた時、いや観念した時というほうが正しいでしょう。壁越しに聞こえてくる子供の助けを求める叫び声、「あと何回で終わるんかな?」もはや債務者と化したような男性の呟き。 少し劇的になってしまいました 身から出た…

お手伝いしましょうか?

ある高齢者のお宅に週に一回訪問させてもらってます。ボランティアと言っていいのかわかりませんが、あることがきっかけになり 何事も継続しない私には珍しく、今も続いているのです。また訪問後に気になったことをカレンダーにメモっていたので、それを元に…