癖
エアコンの効いた車内は快適で、目を閉じて5分も経たないうちに気持ちよくなります。到着駅までおよそ30分、ひとつ前の駅で目が覚めるように体は覚えているようですが、過去に何度か寝過ごしたり勘違いして違う駅に降りてしまい途方に暮れたこともあります
明日からは10分早く起きて少し早めに家を出ようと思い、実際に準備万端あとは行くだけになりながら、すっかり寛いでしまって いつもの時間に家を出る…それもまた体が覚えているのか?
よく体は嘘をつかないと聞きますが、騙せないと言ったほうがしっくりきます。頭では解っていても上手く出来ない、体が反応してくれない、場合によっては助けを求めたくなることもあります
歴史的に名のあるピアニストの語録で、練習で出来たことしか本番では出来ないよ、そんなのを見たことがあります。他には私の地元出身の音楽家で俳優でもある浦田賢一さんは、楽器の演奏は練習というより訓練なんだよ、みたいなことも言われてました。
そう考えると何気に過ごす毎日の行動や、その場その場での自分の振る舞いは、無意識のうちに自分に身に付いたもので、意図せぬ訓練の賜物のようだとも視ることもできます。
何かを身に付けようとするなら意識的に行動を繰り返す、凡人の私が考えるのはこれくらいですが、知らず知らずのうちに悪癖がついてなければよいのですが。